看護師として働いていると、
- 「毎日仕事に行くのがつらい」
- 「精神的に限界を感じる」
- 「この科は自分に合わないかもしれない」
と感じることがあります。
看護師の仕事は患者の命や生活に深く関わるため、どの診療科にも大変さがあります。しかし、診療科によって精神的な負担の種類や強さは大きく異なります。
特に急変対応が多い科や、患者・家族との関わりが深い科では、強いストレスを抱える看護師も少なくありません。
この記事では、看護師が病みやすいといわれる診療科をランキング形式で紹介しながら、その理由や向いている人の特徴、メンタルを守るための対策について解説します。
看護師が病む科ランキングTOP10
※「病みやすい=悪い科」ではありません。やりがいの大きい診療科ほど責任や負担も大きくなる傾向があります。
| 順位 | 診療科・部署 | 精神的にきつい理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 救急科・救命救急センター | 常に命と隣り合わせ |
| 2位 | ICU・CCU | 重症患者の管理が続く |
| 3位 | 精神科 | 患者対応による精神的負担 |
| 4位 | がん病棟 | 看取りや死と向き合う機会が多い |
| 5位 | 手術室(オペ室) | 高い緊張感が続く |
| 6位 | 循環器内科 | 急変が多い |
| 7位 | 小児科 | 子どもと家族双方への対応 |
| 8位 | NICU | 新生児医療の重い責任 |
| 9位 | 脳神経外科 | 急変・重症患者が多い |
| 10位 | 内科病棟 | 慢性的な忙しさと人手不足 |
それぞれ詳しく解説します。
1位:救急科・救命救急センター
病みやすい理由
救急科は看護師の中でも特に精神的負担が大きい部署として知られています。
交通事故や心肺停止、多発外傷など重症患者が次々に搬送されます。
ストレス要因
- 患者の死に直面する
- 緊迫した空気が続く
- ミスが許されない
- 常に迅速な判断が求められる
向いている人
- プレッシャーに強い
- 判断力がある
- スピード感のある環境が好き
2位:ICU・CCU
病みやすい理由
集中治療室では重症患者を24時間体制で管理します。
わずかな変化が命に関わるため、常に緊張状態が続きます。
よくある悩み
- 急変への恐怖
- 夜勤負担
- 高度医療へのプレッシャー
3位:精神科
病みやすい理由
精神科は身体的負担よりも精神的負担が大きい診療科です。
患者との距離が近く、感情移入しすぎることで疲弊するケースがあります。
ストレス要因
- 暴言や暴力
- 感情労働の負担
- 長期間の関わり
特徴
向いている人には天職になりますが、向かない人は消耗しやすい傾向があります。
4位:がん病棟
病みやすい理由
がん病棟では終末期医療や看取りに関わる機会が多くあります。
患者や家族の苦しみに寄り添う中で、自身も精神的負担を抱えることがあります。
負担になりやすい場面
- 看取り
- 家族対応
- 告知後のケア
- 終末期支援
5位:手術室(オペ室)
病みやすい理由
オペ室では一つのミスが重大事故につながります。
そのため常に緊張感が続きます。
オペ室のストレス
- 医師との関係
- 長時間手術
- 高い専門性
6位:循環器内科
病みやすい理由
循環器内科は急変が多い診療科です。
患者の状態が急激に悪化することも珍しくありません。
精神的負担
- 心停止対応
- 緊急カテーテル治療
- 夜間急変
7位:小児科
病みやすい理由
小児科は人気の高い診療科ですが、その一方で精神的負担も大きい分野です。
ストレス要因
- 子どもの苦しむ姿を見る
- 保護者対応
- 小児特有の急変
8位:NICU
病みやすい理由
NICU(新生児集中治療室)は非常に繊細な医療が求められます。
わずかなミスも許されない環境です。
責任の重さ
- 超低出生体重児の管理
- 高度な観察力
- 家族支援
9位:脳神経外科
病みやすい理由
脳神経外科では重症患者が多く、急変も頻繁に発生します。
後遺症を抱える患者への支援も必要になります。
よくある悩み
- 意識障害患者への対応
- 急変への緊張感
- 高い観察能力が必要
10位:内科病棟
病みやすい理由
意外に思われるかもしれませんが、内科病棟は非常に忙しい部署です。
高齢患者が多く、慢性的な人手不足に悩む病院も少なくありません。
ストレス要因
- 業務量が多い
- 入退院が多い
- 長時間残業
看護師が病みやすくなる共通の原因
診療科に関係なく、以下のような要因が重なるとメンタル不調につながりやすくなります。
人間関係
看護師の退職理由で最も多いのが人間関係です。
- 上司との関係
- 医師との関係
- 同僚との関係
がストレスになるケースは少なくありません。
夜勤
生活リズムの乱れは心身に大きな影響を与えます。
責任の重さ
命に関わる仕事であるため、常にプレッシャーがあります。
人手不足
慢性的な人員不足は離職の大きな原因となっています。
看護師が病まないための対策
自分に合う診療科を選ぶ
向いていない科で無理を続けると心身を壊してしまいます。
例えば
- コミュニケーション重視 → 精神科
- 回復支援重視 → 整形外科
- ワークライフバランス重視 → 外来・クリニック
- 高収入重視 → 美容クリニック
など、自分の価値観に合った職場を選ぶことが大切です。
一人で抱え込まない
先輩や上司、同僚へ相談する習慣を持ちましょう。
転職を検討する
環境が原因で精神的に追い込まれている場合は、転職も有効な選択肢です。
「我慢し続けること」が正解とは限りません。
メンタル的に比較的楽といわれる診療科
精神的負担が比較的少ないといわれる診療科には以下があります。
| 診療科 | 特徴 |
|---|---|
| 皮膚科 | 夜勤が少ない |
| 眼科 | 緊急対応が少ない |
| 美容クリニック | 命に関わる場面が少ない |
| 健診センター | 規則的な勤務 |
| 外来 | 日勤中心 |
ただし、楽かどうかは個人の適性によって異なります。
看護師が病む科ランキングまとめ
看護師が病みやすいといわれる診療科は以下の通りです。
- 救急科・救命救急センター
- ICU・CCU
- 精神科
- がん病棟
- 手術室
- 循環器内科
- 小児科
- NICU
- 脳神経外科
- 内科病棟
しかし、病みやすい診療科ほど看護師としてのやりがいや成長を実感しやすい側面もあります。
大切なのは「人気だから」「給料が高いから」ではなく、自分の性格や価値観に合った診療科を選ぶことです。
もし今の職場で強いストレスを感じているなら、無理を続けるのではなく、働き方や職場環境を見直してみることも大切です。自分らしく長く働ける環境を見つけることが、看護師として充実したキャリアを築く第一歩になります。

「看護師の人気科・不人気科ランキング」は、診療科選びを考えるうえで参考になる情報です。
ただし、実際の働きやすさは病院ごとの人間関係・夜勤回数・残業・教育体制・配属先によって大きく変わります。
「今の科が合わない」「もっと働きやすい診療科へ行きたい」「自分に合う働き方を見つけたい」と考えている方は、複数の診療科や求人を比較しながら、自分に合った職場を探すことが大切です。
※看護師転職は2〜3社併用が基本です。情報量・条件・内部事情を比較することで、失敗を防げます。
理由は以下の通りです。
- 同じ病院でも診療科によって働きやすさが違う
- 求人サイトごとに内部情報や口コミが異なる
- 人間関係・残業・離職率の情報量に差がある
特に「看護roo!」と「レバウェル看護」は、診療科ごとの職場情報が豊富です。
まずは複数サービスを比較しながら、自分に合う診療科・働きやすい職場を探すのがおすすめです。













